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英語のノートの書き方|AIで復習が回る形に作り替える手順

英語のノートの書き方|AIで復習が回る形に作り替える手順
英語のノートの書き方|AIで復習が回る形に作り替える手順

英語のノートの書き方で行き詰まるのは、字が下手だからでも、まとめ方が雑だからでもありません。

あとで開いたときに、思い出す手がかりが1つも残っていないことが原因です。

書いた本人が読み返して「で、これは何の話だったか」となるノートは、そこで役目が終わります。

ノートの価値は、書いた瞬間ではなく、閉じたあとにもう一度開けるかどうかで決まります。

この記事でやるのは、今あるノートを捨てて作り直すことではありません。

すでに書いてあるページを、復習が回る形に作り替える手順です。

作業は3つだけです。

  • 1ページを「手がかり・中身・1行まとめ」の3区画に割り直す
  • そのページを次に開く日づけを、右上に1行だけ書き足す
  • 問題づくりと日づけの計算だけをAIに渡す

この3つを入れると、ノートは記録の置き場から、復習の入り口に変わります。

手を動かす量は増えません。

区画の線を1本足して、日づけを1行書くだけです。

扱わないことも先に書いておきます。

特定のAIサービスやノートアプリの料金・プラン名・画面の並びは、このページでは一切扱いません。

アプリの仕様は更新で変わるので、操作の細かい手順は自分の画面で確かめてください。

英単語や文法そのものの解説も、この記事の役目ではありません。

この記事が引き受けるのは「書いたものを、もう一度開ける形にする段取り」だけです。

TOC

【結論】英語のノートの書き方は復習で開く形から決める

結論から書きます。

ノートは復習の入り口にする

英語のノートを作るときに最初に決めるのは、何を書くかではなく、どう開くかです。

開き方が決まっていないノートは、どれだけ丁寧に書いても、もう一度読まれません。

開き方を決めるというのは、次の2つを紙の上に固定することです。

  • 開いた瞬間に、中身を隠したまま思い出せる欄があること
  • いつ開くのかが、そのページ自体に書いてあること

この2つが入っていれば、ノートの書き方の細かい流儀は何でもかまいません。

下の表は、同じ内容を書いた2冊のノートを、開いたあとの動きで比べたものです。

開いたときの状態書いて終わるノート復習で開くノート
最初に目に入るもの英文と訳がびっしり並ぶ手がかりの語と問いだけ
読むときの姿勢上から下へ目で追う隠して思い出してから答え合わせ
次に開く日決まっていないページの右上に日づけがある
1ページの滞在時間長いが記憶に残らない短いが取り出す練習になる
3週間後の状態どこを見ればいいか分からない手がかり欄から入れる

違いは中身の量ではありません。

隠せるかどうかと、いつ開くかが書いてあるかどうかだけです。

ページを3つの区画に割る

1ページを縦線1本と横線1本で3つに割ります。

左の細い列が手がかり欄、右の広い面が中身欄、下の帯が1行まとめ欄です。

線は定規で引かなくてかまいません。

大事なのは、中身欄を手で覆ったときに、手がかり欄だけが残る配置になっていることです。

この形で書くと、読み返しが自動的にテストになります。

手がかり欄の語を見て、中身を言えるかどうかを試すだけで復習が終わるからです。

次に開く日を1行で書く

ページの右上に、次に開く日づけを書きます。

書き方は「9/28」のように月日だけでかまいません。

この1行が無いノートは、書いた日のうちに事実上の期限切れになります。

日づけの無いページは開かれない

人は、開く日が決まっていないものを開きません。

ノートが続かない原因の多くは、意志ではなく、この1行の不在にあります。

日づけは鉛筆で書いて、開いたら消して次の日を書き直す形が一番ぶれません。

AIには問題づくりを任せる

AIに書かせるのは、ノートの本文ではありません。

任せるのは、書いたあとの2つの作業です。

  • 手がかり欄に入れる問いを、中身から逆算して作らせる
  • 次に開く日づけを、間隔の決め方に沿って計算させる

どちらも機械的な作業で、判断が要りません。

逆に、何を捨てるか・自分の言葉でどうまとめるかは、AIに渡すと意味が消えます。

AIは「問題係」と「日づけ係」の2役だけに絞るのが、ノートを自分のものとして残すコツです。

英語のノートとは何を書く場所か|書き方の前提

ノートの役目を先に決めておくと、書く量の迷いが消えます。

英語のノートは、授業や教材を写す場所ではありません。

あとで自分をテストするための問題集を、自分で作っている場所です。

写経のつもりで書くか、問題集を作るつもりで書くかで、同じ30分の中身が変わります。

記録ではなく思い出す入り口

ノートに書いた英文を、そのまま読み返して覚えられる人はほとんどいません。

読み返すという行為は、目で追うだけなので負荷が軽いままです。

負荷がかからない作業は、やった量に比べて残りません。

残るのは、思い出そうとして詰まった経験のほうです。

だからノートは「思い出せなかった場所が記録される形」に作る必要があります。

見て詰まった語に印を付けておけば、次に開くべき場所が自動的に決まります。

コーネル式の考え方を借りる

この3区画の形は、コーネル式ノートとして知られている型を英語学習向けに寄せたものです。

コーネル式はコーネル大学の教育学の教授だったウォルター・ポーク氏が考案し、著書『How to Study in College』で示した方法です。

コーネル大学の学習支援センターは、この方法を学ぶための教材を公開しています。

借りているのは考え方だけで、欄の幅や線の位置は自分の手の大きさに合わせてかまいません。

手がかり欄に入れるのは用語ではなく、口に出せるかどうかを試せる形にします。

「仮定法過去」と書くのではなく、言いたい日本語を1行だけ書く形です。

手書きと入力のどちらで書くか

どちらが正しいという話ではありません。

ただし、コーネル大学の学習支援センターは、手で書く行為が聞くだけ・読むだけより記憶に効くことに触れ、手書きのほうがノートパソコンでの入力より効果的だという研究があると紹介しています。

この点をふまえると、最初に作る1冊は手書きから始めるほうが無難です。

ただし、続かない形を根性で続けるより、続く形に寄せるほうが優先されます。

通勤中しか時間が取れないなら、入力で始めてかまいません。

手書きか入力かより、手がかり欄と日づけがあるかどうかのほうが影響します。

英語のノートの書き方でつまずく3つの原因

ノートが続かない・使えないという相談は、だいたい次の3つに分かれます。

自分がどれで止まっているかを決めてから、対応する直し方を選んでください。

きれいに写して安心する

教科書やアプリの画面を、色分けして丁寧に写すところで満足してしまう形です。

写している間は手が動いているので、勉強した感覚だけは強く残ります。

ところが写した文は、自分が詰まった場所ではありません。

自分が詰まっていない文を写しても、次に詰まる場所は減りません。

書く対象を「教材に載っている文」から「自分が言えなかった内容」に変えます。

言えなかった内容は、日本語で1行書けば足ります。

  • 会話で黙ってしまった内容を日本語で1行
  • 読んでいて意味が取れなかった1文
  • 書いたあとにAIから直された箇所
  • 聞き取れずに巻き戻した秒数の場所

この4つだけを集めれば、ノートは自分専用の問題集になります。

戻る日が決まっていない

2つ目は、書いたきりで開く日が決まっていない形です。

覚えたつもりのものは、時間がたつと取り出しにくくなります。

取り出しにくくなってから開くと、また最初から覚え直すことになります。

忘れる前に開く日を決める

だから日づけは、覚えた直後に決めておきます。

何日後に開くかの決め方そのものは、英語の復習の間隔をAIで設計する手順にまとめています。↓

ノート側でやることは、そこで決まった日づけを右上に書き写すだけです。

間隔の理屈を毎回考え直すと、それ自体が続かない原因になります。

置き場所が散っている

3つ目は、書く場所が複数に分かれている形です。

紙のノート、スマホのメモ、アプリの単語帳、チャットの履歴に散っていると、復習のときに全部を開けません。

結果として、いちばん開きやすい1つだけが使われて、残りは死蔵されます。

散らばりは、やる気ではなく設計の問題です。

直し方は、集める先を1つに決めることです。

1冊に統一できないときは、次の役割分担にします。

  • 本体のノート=手がかり・中身・1行まとめ・日づけ(思いついた単語の羅列は入れない)
  • スマホのメモ=外で拾った言えなかった内容だけ(解説や訳は入れない)
  • AIとの会話=問いと小テストの生成だけ(保存したい結論は置かない)
  • 単語アプリ=単語1語の暗記だけ(場面つきの用例は入れない)

スマホのメモは一時置き場で、当日のうちに本体へ移します。

移す作業が面倒に感じるなら、それは本体のノートの欄が多すぎるサインです。

英語のノートの書き方の中核5項目の一覧表

1ページに入れるものは5つだけです。

これ以上増やすと、書くのに時間がかかって続きません。

欄書くもの書かないもの復習での使い方
手がかり欄言いたい日本語1行、または問い1つ英文そのまま中身を隠して口に出す
中身欄英文1つと、それが使える場面同じ意味の類語を羅列答え合わせに使う
1行まとめ欄自分の言葉で要点1行教材の解説の写し3週間後に読む
出どころ欄どこで出会ったかを1語URLの全文文脈を思い出す
日づけ欄次に開く月日書いた日だけ開く日を決める

この5つのうち、抜けやすいのは出どころ欄と1行まとめ欄です。

どちらも省いても、その日は困りません。

困るのは3週間後です。

欄ごとの役目の見分け方

欄が5つあると、どこに何を書くか迷う瞬間が出てきます。

迷ったときの判断は1つだけです。

「隠したときに残るべきか、隠れるべきか」で決めます。

  • 隠れるべきもの=英文・訳・文法の説明 → 中身欄
  • 残るべきもの=言いたい内容・問い → 手がかり欄
  • 隠しても残しても意味が変わらないもの=出どころ → 出どころ欄

この基準で振り分けると、欄の役目が混ざりません。

単語だけを1語ずつ覚えたい分は、ノートに入れずアプリへ回すほうが速いです。

単語の暗記とノートの線引きは、英単語の覚え方とアプリの使い分けで分けて書いています。↓

ノートに入れるのは、場面つきで覚えたい表現だけに絞ります。

書かないものを先に決める

効くのは、書く基準よりも書かない基準のほうです。

次の4つは、書いても復習で使われないので外します。

  • 教材の解説の写し(読み返しても思い出す練習にならない)
  • 類語の一覧(どれを使うか決められないまま増える)
  • 日本語訳の全文(中身欄が訳を読む場所になる)
  • 感想と反省(次の行動が決まらない)

外した4つに割いていた時間が、そのまま手がかり欄と日づけに回ります。

書く量が半分になっても、復習の回数が増えれば結果は逆転します。

ノートは分量を競うものではありません。

AIで英語のノートを1回20分で回す書き方の手順

1回の作業は20分で区切ります。

長くやるより、短く区切って回数を重ねるほうが管理できます。

時間やることAIの役目終わりの合図
0〜5分前回のページの手がかり欄だけを見て口に出す使わない詰まった行に印が付く
5〜13分新しい分を3区画で書く使わない中身欄が埋まる
13〜17分小テストを作らせて答える問題係正解と外れが分かれる
17〜20分1行まとめと次の日づけを書く日づけ係右上に月日が入る

前半の13分はAIを開きません。

ここでAIを開くと、思い出す作業が読む作業にすり替わります。

前半5分の思い出し

最初にやるのは、前回のページを開いて中身欄を手で覆うことです。

手がかり欄の1行を見て、英語で口に出します。

出てこなければ、そこで3秒だけ粘って、あきらめて手をどけます。

詰まらずに答えを見たページは、復習したことになりません。

出てこなかった行の左端に、小さく点を打ちます。

点が2つ以上たまった行が、次の1週間の課題です。

中盤8分の書き取り

次に、今日の新しい分を3区画で書きます。

書く順番は、中身欄が先で、手がかり欄は後です。

先に手がかりを書こうとすると、何を問いにするかで手が止まります。

中身を書き終えてから「これを思い出すには何を見ればいいか」と考えるのが正しい順番です。

中身欄には、英文1つと、それを使う場面を「上司に予定変更を伝えるとき」のように短く添えます。

教材の例文をそのまま写すのではなく、自分の生活の言葉に置き換えるのが要点です。

後半7分の問題と日づけ

ここで初めてAIを開き、書いたページを貼って小テストを作らせ、その場で答えます。

採点まで済んだら、外れた項目だけを手がかり欄の点に反映します。

AIの解説を読み込むのは、ここではやりません。

読み込みを始めると、20分で終わらなくなります。

最後に1行まとめと次の日づけを書いて、ノートを閉じます。

閉じる時点で、次に何をするかが紙の上に決まっている状態です。

英語のノートの書き方に使うAIへの指示文5本

ここからは、そのまま貼って使える指示文を置きます。

〈 〉の中だけ自分の状況に書き換えてください。

指示文を作るときの型は、OpenAIが公開している案内に沿っています。

その案内が示しているのは、役割・指示・例の3つの区画を、この順で developer 側のメッセージに置く形です。

下の5本も、1行目で役割、次に条件、最後に出力の形を指定する並びで書いてあります。

出力の形を最後に固定しておくと、返ってきたものをそのままノートに写せます。

区画に割り直す1本

すでに書いてあるページを、3区画の形に作り替えさせる指示文です。

撮った写真から文字を読ませるのではなく、自分が打ち直した内容を貼って使います。

あなたは英語学習者のノート整理係です。
私が下に貼るのは、私の英語ノートの1ページの中身です。
これを次の3つの欄に振り分けて、表の形で返してください。
欄1=手がかり(隠したときに残す。言いたい日本語1行か問い1つ)
欄2=中身(英文1つと、それを使う場面を短く)
欄3=1行まとめ(要点を1行。私の言葉に近い短い日本語で)
条件:
- 元の文を増やさないでください。書いていないことを足さないでください。
- 英文は1項目につき1つだけにしてください。類語は出さないでください。
- 解説は書かないでください。表だけを返してください。
--- ここから私のノート ---
〈打ち直した中身を貼る〉

「書いていないことを足さないでください」の1行が、この指示文の要点です。

この1行が無いと、AIは親切心で例文と解説を増やします。

増えた分は自分が詰まった場所ではないので、復習の対象になりません。

手がかりの問いを作る1本

中身欄から逆算して、手がかり欄の問いを作らせる指示文です。

自分で問いを考えると、答えを知っている状態で作るので簡単になりすぎます。

あなたは英語のテストを作る係です。
私が下に貼るのは、私のノートの中身欄です。
それぞれについて、手がかり欄に書く問いを1つだけ作ってください。
条件:
- 問いは日本語1行にしてください。英語の単語を問いに含めないでください。
- 英文を思い出させる問いにしてください。意味を説明させる問いにはしないでください。
- 場面が決まっていない問いは作らないでください。いつ誰に言う場面かを入れてください。
- 出力は「番号. 問い」の1行だけにしてください。解説は書かないでください。
--- ここから中身欄 ---
〈中身欄の英文と場面を貼る〉

ここで効いてくるのは、問いに英単語を入れないという条件です。

英語が問いに混ざると、手がかりを見た瞬間に答えが半分見えてしまいます。

返ってきた問いは、そのまま手がかり欄に写します。

長すぎると感じたら、その場で短く削ってかまいません。

用例を自分の場面に直す1本

教材の例文を、自分に起きる状況の文へ書き換えさせる指示文です。

場面が自分のものになると、思い出すきっかけが増えます。

あなたは英語の表現を場面に合わせて書き換える係です。
私の状況は〈職種・立場・よく話す相手〉です。
下の英文を、私の状況で実際に起きる場面の文に書き換えてください。
条件:
- 1つの英文につき、書き換えた文を2つまでにしてください。
- 文の長さは元の英文と同じくらいにしてください。難しい語に置き換えないでください。
- どの場面で使うかを、日本語で10字以内で添えてください。
- 出力は「英文 / 場面」の1行だけにしてください。文法の解説は書かないでください。
--- ここから英文 ---
〈教材の例文を貼る〉

難しい語に置き換えないでください、と縛るのがこの1本の要点です。

縛らないと、AIは丁寧で長い言い方に寄せてきます。

長い言い方は、口から出る前に忘れます。

小テストを作る1本

その日に書いたページから、4分で終わる小テストを作らせる指示文です。

OpenAIの案内にも、出力の形と例を先に見せると型が安定すると書いてある通り、答え方の形まで指定します。

あなたは英語の小テストを作る係です。
下に貼るのは、私が今日ノートに書いた内容です。
これだけを範囲にして、4分で終わる小テストを作ってください。
条件:
- 問題は6問までにしてください。範囲の外から出さないでください。
- 形式は「日本語を見て英語で言う」問題だけにしてください。選択肢は作らないでください。
- 全部の問題を先に並べてください。答えは最後にまとめて置いてください。
- 私が答えを送ったら、合っている・外れているだけを1行で返してください。
  外れた問題については、正しい英文を1つだけ示してください。解説は書かないでください。
--- ここから今日の内容 ---
〈今日のページを貼る〉

問題を6問までに縛るのは、時間内に終わらせるためです。

終わらない小テストは、翌日から作られなくなります。

採点の結果は、点数として記録しません。

記録するのは、外れた行に打つ点だけです。

戻る日を決める1本

最後に、次に開く日づけを計算させる指示文です。

自分で決めると、だいたい近すぎるか遠すぎるかのどちらかになります。

あなたは復習の日づけを決める係です。
今日の日付は〈月/日〉です。
下の一覧は、今日の小テストの結果です。項目ごとに「正解」「外れ」が付いています。
それぞれについて、次に開く日を1つだけ決めて返してください。
条件:
- 外れた項目は、翌日にもう一度開く日にしてください。
- 正解した項目は、前回の間隔より広い日にしてください。
- 同じ日に5項目以上が重ならないようにしてください。重なるときは1日ずつずらしてください。
- 出力は「項目名 / 次に開く日(月/日)」の1行だけにしてください。理由は書かないでください。
--- ここから結果 ---
〈項目名と正解・外れの一覧を貼る〉

同じ日に5項目以上を重ねないという条件が、続くかどうかを分けます。

1日に10項目たまると、その日はもう開きません。

飛ばした日から、ノートは止まります。

英語のノートの書き方を判定して使い分ける手順

書き方は1つに決めなくてかまいません。

目的ごとに使い分けたほうが、1冊に無理やり詰めるより回ります。

目的向いている形手がかり欄に入れるもの1回の分量
会話で言えなかった分を回収3区画のノート言いたかった日本語1行3項目まで
文法の使い分けを整理3区画+自作の比較表どちらを使う場面かを問う1行1項目
単語を1語ずつ覚えるアプリの単語帳使わない上限なし
長文で落ちた箇所を残す3区画の中身欄に原文の1文その1文の要点を問う1行2項目まで
発音で口が回らない箇所3区画+録音の場所だけメモ詰まった語を日本語で3項目まで

判定の軸は「隠して思い出す練習になるか」の1点だけです。

ならないものは、ノートに入れずに別の道具へ回します。

紙とアプリの分かれ目

紙かアプリかは、書く速さではなく、隠せるかどうかで決めます。

紙は手で覆えば隠れるので、追加の機能が要りません。

アプリの場合は、折りたたみや隠し文字のような機能があるものを選びます。

隠せない道具で3区画をまねても、答えが常に見えているので練習になりません。

外で書く分だけをアプリにして、本体を紙にする形が一番もめません。

両方を使うなら、帰宅後でも通勤の帰りでも、移す時刻だけは決めておいてください。

1冊か分けるかの決め方

ノートを何冊に分けるかは、復習の単位で決めます。

同じ日に一緒に開くものは同じ冊です。

別の日に開くものは、分けたほうが探す時間が減ります。

  • 会話で詰まった分と発音で詰まった分は、同じ日に開くので1冊
  • 試験対策の分は開く日が違うので別の冊
  • 仕事のメールの言い回しは、開く頻度が低いので別の冊

冊の分け方をテーマで決めると、復習の日に3冊を開くことになります。

開く冊数が増えると、その日から開かなくなります。

写真で残すときの条件

紙のノートを写真で残すかどうかも、判定の軸は同じです。

写真は、探すのが速くなる代わりに、隠して思い出す練習には使えません。

だから写真は保険として撮るだけにします。

写真を撮ったこと自体を、復習したことに数えないでください。

撮るなら、ページの右上の日づけが写る角度で撮ります。

日づけが写っていない写真は、あとで並べ替えができません。

英語のノートの書き方でAIに任せてはいけない3つ

AIに渡すほど楽になる作業と、渡すと意味が消える作業があります。

渡してはいけないのは次の3つです。

自分の言葉の1行

1行まとめ欄は、自分の言葉で書きます。

AIに要約させると、整った日本語が返ってきます。

整った日本語は読みやすい代わりに、自分の記憶の引っかかりがありません。

引っかかりというのは、言い間違いに近い雑な言い方のことです。

「時間の前は at で、日の前は on」のような荒い覚え書きのほうが、あとで役に立ちます。

1行まとめの目的は正確さではなく、3週間後の自分に引っかかることです。

語義と文法の最終確認

AIの説明だけを根拠に、語義や使い分けを決めないでください。

確認先は辞書と文法の一次ソースです。

英英の文法解説なら、Cambridge Dictionary が公開している English Grammar Today のように、項目ごとに用例が並んでいるものを使います。

AIは答えを速く出す道具で、最終判定をする道具ではありません。

書いた英文そのものの正しさを見るときも、確認の順番を決めておくと速く済みます。

間違いの種類ごとに指示文を分ける形は、英文法チェックをAIでやる手順に置いています。↓

ノート側に書き写すのは、確認が済んだ形だけにします。

何を捨てるかの判断

3つ目は、ノートに入れないものを決める作業です。

AIに「重要なものを選んで」と頼むと、一般的に重要なものが返ってきます。

ところがノートに入れるべきなのは、自分が詰まったものだけです。

一般的に重要かどうかと、自分が言えなかったかどうかは別の話です。

捨てる判断は、詰まった記憶を持っている本人にしかできません。

迷ったときは、その項目を口に出してみて、すっと出たならノートに入れないでください。

英語のノートの書き方を7日間で回す組み方

形を作るのに必要な日数は7日です。

初日から完成させようとすると、2日目で止まります。

日その日にやることページ数の目安終わったときの状態
1日目3区画の線を引き、今日の分だけ書く1ページ右上に日づけが1つ入る
2日目1日目のページを隠して思い出す1ページ追加詰まった行に点が付く
3日目AIに小テストを作らせて答える1ページ追加外れた項目が分かれる
4日目書かない日にして、手がかり欄だけ見る0ページ開くのに1分もかからない
5日目点が2つ以上の行だけを作り直す1ページ作り直した行が減る
6日目外で拾った分をメモから本体へ移す1ページ追加一時置き場が空になる
7日目1週間分の日づけを並べ直す0ページ翌週に開く日が決まる

4日目の「書かない日」を最初から入れておくのが要点です。

毎日書く前提で組むと、書けなかった日に計画ごと崩れます。

3日目までの形づくり

最初の3日でやるのは、形を体に入れることだけです。

中身の質はまだ気にしません。

線を引いて、手がかりを書いて、日づけを入れる流れが手に残れば十分です。

3日で判断してほしいのは、続けられる分量かどうかだけです。

1回20分が重いと感じたら、最初の2週間は10分に落としてかまいません。

落とすのは時間だけで、手順を削ると何を試したのかが分からなくなります。

7日目の棚おろし

7日目は、書かずに並べ替えだけをします。

やることは3つです。

  • 翌週に開く日が同じ日に固まっていないかを見る
  • 点が3つ以上たまった行を、別の1ページに集め直す
  • 1週間で1度も開かなかったページの日づけを消す

1度も開かなかったページは、内容ではなく日づけの置き方に原因があります。

日づけを消して、翌週の空いている日に書き直してください。

この棚おろしを入れると、2週目から開く日が散らばります。

英語のノートの書き方でよくある失敗と直し方

ここまでの手順を崩す典型を4つ挙げます。

心当たりのあるものから直してください。

色を増やしすぎる

色分けの規則が4色を超えると、書くときに色を選ぶ時間が発生します。

選んでいる時間は、思い出す練習から削られた分です。

色は黒と赤の2色で足ります。

色の役目を増やしたくなったら、代わりに欄を分けてください。

欄で分けたものは、隠したときの見え方が変わります。

色で分けたものは、隠しても何も変わりません。

AIの返しを丸ごと貼る

AIが返した表や解説を、そのままノートに貼る形です。

量が増えるので進んだ感覚は出ますが、貼った分は自分が詰まった場所ではありません。

貼るのは、自分が外した項目の正しい英文1つだけにしてください。

解説は読んで閉じます。

読んで閉じたものは、必要になればまた聞けばいい話です。

ノートの紙面は、聞き直せないものだけに使います。

手がかり欄が英語になっている

手がかり欄に英単語を書いてしまう形です。

英語が見えていると、隠しても答えの半分が残ります。

半分残った状態で言えても、本番では出てきません。

手がかり欄は日本語だけ、というのは守る価値のある1点です。

どうしても英語を入れたいときは、最初の1文字だけにします。

1文字なら、思い出す負荷はほとんど下がりません。

  • 手がかり欄は日本語だけにする
  • どうしても英語を入れるなら最初の1文字まで
  • 英文と訳は必ず中身欄に置く

1ページに詰めすぎる

1ページに10項目以上を詰めると、隠す作業が面倒になります。

面倒になったページは、開いても眺めるだけで終わります。

1ページは3〜5項目で止めてください。

余白は無駄ではありません。

あとで直した英文を書き足す場所になります。

書き足す場所が無いページは、1回きりで使い終わりです。

英語のノートの書き方に関するよくある質問

英語のノートは1冊で足りますか

同じ日に開くものだけを入れるなら、1冊で足ります。

試験対策のように開く日が違うものが混ざると、探す時間が増えます。

そのときだけ2冊目を作ってください。

判断の軸は「テーマが違うか」ではなく「開く日が違うか」です。

手書きとアプリはどちらがいいですか

隠して思い出せるなら、どちらでもかまいません。

コーネル大学の学習支援センターは、手書きのほうがノートパソコンでの入力より効果的だという研究を紹介しています。

最初の1冊は紙で始めて、続かなければアプリに移すのが安全です。

紙からアプリへ移すときに崩さないのは、次の2つだけです。

  • 手がかり欄を手や折りたたみで隠せる形にしておくこと
  • 次に開く日づけを、そのページの中に1行で持つこと

ノートを書く時間が取れないときはどうしますか

書く時間ではなく、ノートを開く数分を先に確保してください。

書かない日でも、手がかり欄を見るだけなら1分で終わります。

1分の開封を続けているノートは、忙しい週が明けたときに再開できます。

止まるのは書けなかった週ではなく、開かなかった週です。

AIに全部書かせるのはだめですか

全部書かせると、読み物が1本増えるだけになります。

AIに渡していいのは、次の3つだけです。

  • 手がかり欄に入れる問いづくり
  • その日の範囲だけの小テスト
  • 次に開く日づけの計算

ノートの価値は、自分が詰まった場所が記録されていることにあります。

詰まった場所を知っているのは自分だけです。

英語日記とノートは分けるべきですか

目的が違うので、分けたほうが回ります。

日記は書く量を増やす練習で、ノートは思い出す練習です。

ただし、日記で直された箇所は、ノートの中身欄に移す価値があります。

直された箇所は、自分が詰まった場所そのものだからです。

移すときは、直された英文と、その場面を1行で添えます。

英語のノートの書き方の参考文献

ノートに移す材料をつくる側の手順は、英語日記をAIに添削させるやり方で書いています。↓

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