NotebookLMを英語学習に使おうとして、うまくいかない人の共通点は1つです。
英会話の練習相手として使おうとしていることです。
NotebookLMは、自分が入れた資料の中だけで答える道具です。
だから会話の相手には向きませんが、素材づくりでは他のAIより強く出ます。
この記事では、英語学習で使える機能の切り分け表、英語で出力させる設定、音声解説をリスニング教材に変える分単位の手順、そのままコピーできる指示文5本を置きます。
機能・上限の数字は、2026年9月16日にGoogleのヘルプページを直接取得して確認したものだけを書いています。
【結論】NotebookLMは英語学習では「会話相手」ではなく「素材をつくる機械」として使います
NotebookLMを英語学習に使う正しい置き場所は1つです。自分が読む英文と、自分が聞く英語音声を、自分の資料から量産させることです。
理由は3つあります。
1つ目は、NotebookLMの回答が、アップロードしたソースの中だけで作られることです。
ヘルプには「チャットの回答では、ソースに含まれているデータのみが使用されます」と書かれています(2026年9月16日に確認)。
これは会話練習には不利ですが、教材づくりには決定的に有利です。
読んでいる記事に無い単語や表現が、勝手に混ざってこないからです。
2つ目は、回答に引用が付くことです。
ヘルプには、引用部分にカーソルを合わせると引用元のテキスト全体を確認でき、選択すると該当箇所へ移動できると書かれています。
英語学習でいちばん怖いのは、AIが作った存在しない例文を覚えてしまうことです。
出典が1クリックで辿れると、そこを潰せます。
3つ目は、同じ資料から音声が作れることです。
読んだ英文と、聞く英語音声の中身が一致している教材は、市販ではなかなか手に入りません。
逆に、発音の採点と、会話の相手はNotebookLMにやらせません。ここは後の表ではっきり分けます。
検索で出てくる「NotebookLM」は、いまの画面では「Gemini Notebook」という名前です
先に、つまずきやすい1点を片づけます。
2026年9月16日に実測したところ、ヘルプセンターの見出しは「NotebookLM ヘルプ」のままでした。
ところが、その中の記事本文で使われている製品名は、すべて「Gemini Notebook」に置き換わっていました。
ヘルプ記事のURLも support.google.com/gemininotebook/ という並びになっています。
さらに、notebooklm.google を開くと notebook.google へ転送され、そのページのタイトルは「Gemini Notebook | AI Research Tool & Thinking Partner」でした。
つまり、検索するときの語は「NotebookLM」、画面に出ている名前は「Gemini Notebook」です。
この記事では、検索で辿り着いた人に合わせて「NotebookLM」と書き、画面の表示名が違うところだけ注記します。
古い解説記事と画面が食い違って見えるのは、たいていこの名称の入れ替わりが理由です。
NotebookLMで英語学習に使える機能・使えない機能の切り分け表
英語学習の目的別に、どの機能を当てるかを先に決めます。
ここを決めずに触ると、機能が多すぎて全部を少しずつ触って終わります。
| 英語学習でやりたいこと | NotebookLMの担当機能 | 向き・不向き | 実際の使い方 |
|---|---|---|---|
| 英語の記事・論文を速く読む | チャット(ソース内だけで回答) | ◎向く | 英語で要約させ、引用をクリックして原文の該当箇所を確認する |
| 英語のリスニング素材を増やす | 音声解説 | ◎向く | 読んだ資料と同じ中身の英語音声を作り、通勤時に流す |
| 自分の資料から語彙帳を作る | フラッシュカード・クイズ | ◎向く | 難易度を選び、間違えたカードだけ再練習する |
| 長い資料の構造をつかむ | マインドマップ・レポート | ○向く | 学習ガイドや概要説明資料の形で出させ、Googleドキュメントへ出す |
| 英語で質問し英語で返してもらう | 出力言語の設定+チャット | ○向く | 出力言語を英語にしてから質問する |
| 発音を採点してもらう | 該当機能なし | ×向かない | 発音採点のあるアプリやコーチに任せる |
| 自由な英会話の練習相手 | 該当機能なし | ×向かない | ソース外の創作は断られる場合があるため、会話用のAIへ回す |
| 資料に無い英作文の添削 | 該当機能なし | ×向かない | 添削は汎用のAIや人の講師へ回す |
×の3つは、機能が弱いのではなく、そもそも設計が違います。
ヘルプにも、「短編小説の結末を書き換えて」のようにクリエイティブな処理を明示的に求めると、「この質問には答えられません」と返される場合があると書かれています。
断られる使い方を無理に通そうとするのが、いちばん時間を溶かします。
NotebookLMに英語の素材を入れる|受け付けるソースと上限(2026年9月16日の表記)
NotebookLMの出来は、入れた素材でほぼ決まります。
ヘルプに載っている、受け付けるソースの種類は次のとおりです。
- PDF、Microsoft Word(docx)、テキスト(txt)、マークダウン(md)、CSV、PowerPoint(pptx)
- Googleドキュメント、Googleスライド(最大100枚)、Googleスプレッドシート(10万トークンまで)
- ウェブURL、ePubファイル、Google Playブックスの対象電子書籍
- 公開されているYouTube動画のURL
- 音声ファイル(MP3、WAVなど)、画像、コピーして貼り付けたテキスト
量の上限も同じページに書かれています。
1つのソースは最大50万語、アップロードできるファイルは200MBまで、無料のユーザーは1つのノートブックに最大50個のソースまでです(2026年9月16日に確認)。
英語学習の感覚で言えば、洋書1冊と関連記事を数十本まとめて1つのノートブックに入れても、まず上限には当たりません。
もう1つ、見落とされやすい仕様があります。
ヘルプには「各ノートブックは独立して機能します」「複数のノートブック内の情報に同時にアクセスすることはできません」と書かれています。
だから、テーマごとにノートブックを分けすぎると、横断した質問ができなくなります。
英語学習なら「ビジネスの読み物」「試験対策」「趣味の読み物」くらいの粗さで3つに分けるのが扱いやすい単位です。
英語のウェブ記事をNotebookLMに入れるときの注意
ウェブURLを入れたときに取り込まれるのは、HTMLのテキスト部分だけです。
画像、埋め込み動画、リンク先のページは取り込まれません。ペイウォールのあるページは対応していません。
英語ニュースを入れるなら、会員限定の記事ではなく、全文が公開されているページを選びます。
なお、複数のURLをまとめて入れるときは、リンクをスペースか改行で区切ると一度に読み込めます。
YouTubeをNotebookLMに入れるときの注意
YouTubeで入るのは、字幕付きの公開動画だけです。
しかも、取り込まれるのは動画のテキスト文字起こしの部分だけです。
ヘルプには、アップロードから72時間が経っていない動画は取り込めない場合があること、発話が含まれていない動画は対応していないことも書かれています。
英語学習での意味は1つです。音そのものは入らないので、YouTubeは「聞く素材」ではなく「読む素材」として入ります。
聞き取れなかった英語動画の台本を手に入れる用途に、ちょうど当てはまります。
字幕の語数が50万語を超えない限り、動画の長さに制限はないとも書かれています。
NotebookLMの出力を英語にする設定|ここを変えないと英語学習になりません
英語学習で使うなら、最初に触るべきはこの設定です。
既定では、Googleアカウントの設定言語が出力言語になります。
日本語アカウントのまま英語のPDFを入れても、要約は日本語で返ってきます。
ヘルプに載っている手順は次のとおりです。
- パソコンでNotebookLM(画面表示はGemini Notebook)を開く
- 右上の設定アイコンから[出力言語]を選ぶ
- 生成されるテキストの言語として英語を選ぶ
この設定は、学習ガイド、ドキュメント、音声概要、チャットの応答すべてに反映されます。
対応言語は80以上で、その一覧に英語も日本語も入っています(2026年9月16日に確認)。
英語学習の設計としては、出力言語を英語に固定したノートブックを1つ作るのがおすすめです。
日本語で確認したい日は、別のノートブックへ移るほうが切り替えの手間が少なくて済みます。
もう1つ、チャットの設定で会話のスタイルを「学習ガイド」に変えられます。
ヘルプでは、学習ガイドは教育コンテンツ向けで、新しい概念を理解するのに役立つと説明されています。
回答の長さも、デフォルト・長め・短めから選べます。
英語で読むのがまだ重い段階なら、出力言語は英語のまま、長さを「短め」にすると続きます。
NotebookLMの音声解説を英語のリスニング素材にする手順(分単位)
ここがNotebookLMを英語学習に使う最大の理由です。
音声解説は、アップロードしたソースの主なトピックを2人のAIホストが掘り下げて議論する形式の音声です。
ヘルプには、AIホストの主観的な意見ではなく、ソースの内容を客観的に反映するよう設計されていると書かれています。
形式は4つから選べます。
| 形式 | 公式の説明(2026年9月16日に確認) | 英語学習での使いどころ |
|---|---|---|
| 詳細(デフォルト) | 2人のホストが主要なトピックを活発な会話で掘り下げる | 会話調の長めのリスニング。相づちや言い換えが多く、自然な話し言葉に慣れる |
| 概要 | 1人のホストが要点を2分以内にまとめる | すきま時間の1本。内容を先に入れてから詳細版を聞くと負荷が下がる |
| 批評 | 2人のホストが資料を建設的に評価する | 賛否や評価の英語表現を集めたいとき |
| 議論 | 2人のホストが形式に則った議論を交わす | 反論・譲歩の定型表現を拾いたいとき |
同じ資料から4種類の音声が作れるのが強みです。中身が同じまま、話し方だけが変わるからです。
実際の流れを、画面の順に分単位で置きます。
| 時間 | 操作 | やること |
|---|---|---|
| 0〜1分 | ノートブックを新規作成 | [ノートブックを新規作成]を選び、[ソースをアップロード]を開く |
| 1〜3分 | 英語素材を入れる | 英語記事のURLを改行区切りで3〜5本貼る。PDFがあるならここで足す |
| 3〜4分 | 出力言語を英語にする | 右上の設定から[出力言語]で英語を選ぶ |
| 4〜5分 | Studioで音声解説を選ぶ | [Studio]パネルで[音声解説]を選び、形式は「詳細」を選ぶ |
| 5〜6分 | プロンプトで焦点を絞る | 生成パネルのプロンプト欄に、扱ってほしい論点と専門性のレベルを英語で書く |
| 6〜10分 | 待つ(他の作業をしてよい) | 音声はバックグラウンドで生成されるので、その間にチャットで要約を読む |
| 10〜25分 | 1回目を通しで聞く | 止めずに最後まで。分からない箇所に印を付けない |
| 25〜40分 | 2回目をチャットと往復 | 聞き取れなかった論点をチャットで質問し、引用から原文の該当箇所へ飛ぶ |
ポイントは、6〜10分の待ち時間を空けないことです。
ヘルプにも、音声はバックグラウンドで生成されるため、他の画面へ移動してよいと書かれています。
生成までに数分かかることがあるとも書かれているので、待つ前提で組みます。
音声解説は再生速度を変えられます。速すぎるなら落とし、慣れたら上げます。
ダウンロードもできるので、通勤中に電波が弱い区間があっても切れません。
もう1つ、英語学習者にとって見逃せない機能があります。
インタラクティブモードです。
再生中に[参加]を選び、ホストから指名されたら声で質問できます。ヘルプには「現在、インタラクティブ モードは英語でのみご利用いただけます」と書かれています。
英語限定という制約が、英語学習ではそのまま利点になります。
ただし、ホストの返答は資料に基づくものなので、雑談の相手にはなりません。
声が乱れる、ホストが突然入れ替わるといった現象が起こりうることも、ヘルプに明記されています。
NotebookLMに英語で要約させる指示文5本(そのままコピーできます)
出力言語を英語にしたうえで、次の5本を使い分けます。
どれも、資料の外に出ない書き方にしてあります。
1本目:英語のまま要約させ、知らない語だけ日本語を付けさせる
Summarize the selected source in English, in 10 bullet points.
Rules:
- Use only information contained in the source. Do not add outside knowledge.
- After each bullet, list any word from that bullet that is likely to be above CEFR B1, in this format: word (part of speech) = Japanese meaning used in this source
- Do not give a general dictionary definition. Give the meaning as it is used here.
- Keep each bullet under 25 words.
「この資料での意味」に限定させるのが肝です。
辞書の語義を全部並べられると、覚える量が一気に増えて続きません。
2本目:自分の理解が合っているかを、資料に照らして確かめさせる
I will write my understanding of the source in English below.
Check it against the source only.
Output three sections:
1. Correct: points I got right, with a citation for each
2. Wrong: points that contradict the source, with the correct statement and a citation
3. Not in the source: points the source does not mention at all
Do not judge whether my English is natural. Only check the content.
My understanding:
「資料に無い」を独立した欄にするのが、この指示文の要です。
読み違いの多くは、間違いではなく「書いていないことを足して読んでいる」型で起こります。
3本目:同じ内容を、やさしい英語で言い直させる
Rewrite the main argument of this source in English twice.
Version A: for a reader at around CEFR A2. Short sentences. Common words only.
Version B: the original level, kept as close to the source wording as possible.
Then make a table with three columns:
- the phrase used in Version B
- the plain phrase used in Version A
- why the Version B phrase is harder (vocabulary, sentence length, or structure)
Use only the content of the source.
難しい英文を、難しくしている要因ごとに分解させる形です。
語彙が原因なのか、文の長さが原因なのかが分かると、その日の練習が変わります。
4本目:音声解説で聞き取れなかった1文だけを掘らせる
In the audio overview of this notebook, there was a part I could not catch.
I will write what I think I heard below.
Do the following:
1. Find the part of the source that this line most likely refers to, and quote it.
2. Rewrite that idea as one short spoken English sentence.
3. List the words in it that are often reduced or linked in natural speech, and show how they sound when linked.
4. Do not invent a transcript of the audio. If you cannot find a matching part in the source, say so.
What I think I heard:
4番目の条件が重要です。音声の書き起こしを作らせないよう、先に釘を刺しています。
音声解説はソースから生成されたもので、逐語の台本が別に用意されているわけではないからです。
5本目:その分野で繰り返し出る表現だけを抜かせる
From all sources in this notebook, extract English expressions that appear more than once.
Only include:
- collocations (verb + noun, adjective + noun)
- phrases used to signal a position, a contrast, or a result
For each item, output:
- the expression
- how many sources it appears in
- one example sentence quoted from a source, with a citation
- a natural Japanese equivalent
Sort by how many sources the expression appears in, highest first.
Do not include expressions that appear in only one source.
「2つ以上の資料に出たものだけ」に絞ると、その分野の定番表現が残ります。
1本の記事にしか出ない表現は、その筆者の癖であることが多いからです。
NotebookLMのフラッシュカードとクイズで、自分の英語素材から語彙帳をつくる
Studioパネルには、フラッシュカードとクイズを作る機能があります。
ヘルプでは、ソースの情報をインタラクティブな学習教材に変換するものだと説明されています。
英語学習にとっての意味は、市販の単語帳ではなく「自分が読んだ英文」から語彙帳ができることです。
設定できる項目は次のとおりです。
- 難易度を初級・中級・上級から選ぶ
- プロンプトで対象者・スタイル・ポイントを指定する
- 分量を少なめ・標準・多めから選ぶ
- [説明]ボタンでカードや回答の説明を出す
続けやすさに効くのは、進捗が記憶される点です。
ヘルプには、中断して再開する際に中断したところから再開できると書かれています。
終わったあとに「間違えたカードのみ」を選んで再練習することもできます。
さらに、フラッシュカードはCSVでダウンロードできます。
CSVで出せるということは、普段使っている単語アプリへ移せるということです。NotebookLMの中で完結させる必要はありません。
プロンプト欄に書く内容は、英語学習ならこの形が扱いやすいです。
Make flashcards for a Japanese learner of English at CEFR B1.
Front: an English phrase taken word-for-word from the sources
Back: the Japanese meaning as used in this source, plus the full sentence it came from
Only use phrases that carry meaning the learner cannot guess from the individual words.
Skip proper nouns, numbers, and dates.
「個々の単語から意味を推測できないものだけ」という条件を入れると、カードの数が一気に減ります。
減ったほうが、実際には回ります。
NotebookLMが英語学習に向かないところ|英語講師としての観察
ここは正直に書きます。NotebookLMを入れても動かない部分があります。
1つ目は、口から出る英語です。
読む量と聞く量が増えても、話す量はそれとは別に積む必要があります。
英語コーチとして学習者を見てきて、いちばんはっきり出るのがここです。
資料を大量に入れて、要約を毎日読んでいる人ほど、自分の英語力が上がったと感じやすくなります。
ところが、話す場面になると同じところで詰まります。
2つ目は、発音です。
2026年9月16日時点のヘルプに、発音を採点する機能の記載はありません。
自分の声を録って評価してほしいなら、その機能を持つ別のサービスへ回すのが早いです。
3つ目は、出力の正確さです。
ヘルプには、音声解説は音声も含めAIによって生成されるため、不正確な情報が含まれる場合があると書かれています。
チャットの回答についても、生成された回答は再確認するよう促す記載があります。
だから、覚える前に必ず引用をクリックして原文を見る、という一手間だけは省けません。
30歳・英検3級から始めた人間として、どこにNotebookLMを入れるか
私は30歳、英検3級の状態から英語をやり直しました。
語学学校、ワーキングホリデー、大学という3つの形で留学し、初めての海外勤務はオーストラリアでした。
その経験から言えるのは、伸びが止まる場所はだいたい「素材切れ」だということです。
教材を1冊終えて、次に何を読めばいいか分からなくなって止まる人を、講師としても何度も見てきました。
NotebookLMが埋めるのは、まさにその穴です。
自分の仕事や趣味の資料が、そのまま読む素材と聞く素材に変わるからです。
興味のある内容なら、同じ話を3回聞いても飽きにくくなります。
NotebookLMの1日の上限を、英語学習の予定に落とし込む
毎日回すなら、上限を先に知っておくと計画が崩れません。
ヘルプには、2026年9月2日よりコンピューティング量に基づく使用量上限が適用されると書かれています。
上限に達した場合は5時間ごとに割り当てがリセットされ、週単位の上限に達するまでこの割り当てが適用されます。
プラン別の倍率も明記されています。
| 項目 | プランなし(無料) | AI Pro | 英語学習での意味 |
|---|---|---|---|
| ノートブック | 100件/1ユーザー | 500件/1ユーザー | ジャンル別に分けても、まず足りなくならない |
| 1ノートブックのソース | 50件 | 300件 | 無料でも記事50本は入る |
| チャット | 50回/1日 | 500回/1日 | 1日50往復は、読解の質問には十分な回数 |
| 音声解説 | 3件/1日 | 20件/1日 | 無料だと1日3本。毎日1本ずつ作るペースなら足りる |
| フラッシュカード | 10件/1日 | 100件/1日 | 1日1デッキなら無料で回る |
| クイズ | 10件/1日 | 100件/1日 | 復習用に作り直しても余る |
数字は2026年9月16日にヘルプの表を直接取得して確認したものです。上限は変更される場合があると明記されているので、今の値は自分の画面で確かめてください。
残量は、設定の[使用量]から確認できます。
チャットの下部にも、残りの使用量とリセットのタイミングが表示されます。
上限に達したときは、[後で生成]を選べば、数時間かかることはあっても生成そのものは残せます(ウェブのみ)。
英語学習の設計としては、無料の枠でも「音声解説1本+フラッシュカード1デッキ+チャット50往復」が毎日できます。これで回らない人は、ほぼ間違いなく素材ではなく時間が足りていません。
NotebookLMを英語学習で使うときに、やってはいけない5つ
順番に潰していきます。
1|権利のない教材をアップロードする
ヘルプには「権利がないドキュメントをアップロードしないでください」と書かれています。
著作権を繰り返し侵害した場合はアカウントが停止されるとも明記されています。
市販の教材を丸ごと入れるのではなく、公開されている記事や自分の資料を入れます。
2|出力言語を日本語のまま使う
英語の資料を入れても、出力言語が日本語なら、読むのは日本語の要約です。
これは英語学習ではなく、英語資料の日本語読みになります。どちらも価値はありますが、別物として分けてください。
3|音声解説の内容を、原文を見ずに信じる
音声解説はソースを客観的に反映するよう設計されていますが、不正確な情報が含まれる場合があるとヘルプ自身が書いています。
覚えたい表現が出てきたら、チャットで同じ論点を質問し、引用から原文に当たります。
4|ノートブックを細かく分けすぎる
ノートブックは独立していて、横断した質問ができません。
「2つ以上の資料に出る表現だけ抜く」という使い方は、同じノートブックに資料が溜まっていて初めて成立します。
ヘルプによると、5件以上のソースがあると自動でラベル付けと分類が行われます。
分けるのではなく、まとめてラベルで整理するほうが設計に合っています。
5|機密を含む資料を入れて、そこにフィードバックを送る
ヘルプには、ユーザーがフィードバックを送信しない限り、コンテンツがGoogleの基盤モデルのトレーニングに直接使用されることはないと書かれています。
一方、高評価または低評価のフィードバックを送ると、関連するコンテンツが収集され、特別なトレーニングを受けたチームがレビューするとも書かれています。
そのデータは最長3年間保存されると明記されています。
ヘルプ自身が「フィードバックには、機密情報や個人情報を含めないでください」と書いています。
仕事の英文メールを教材にするなら、社名や個人名を消してから入れるのが安全です。
NotebookLMと英語学習についてよくある質問
NotebookLMは英語学習だけなら無料のままで足りますか
1日に音声解説3件、チャット50回、フラッシュカード10件、クイズ10件までが無料の枠です(2026年9月16日に確認)。
個人の学習を1日1〜2時間回す範囲なら、この枠に収まります。
足りなくなるのは、1日に何本も音声を作り比べたくなったときです。
NotebookLMの音声解説は英語以外の言語でも作れますか
ヘルプには「80 以上の言語で音声解説を生成できます」と書かれており、その一覧に英語と日本語の両方が入っています。
ただし、長さの調整(短め・デフォルト・長め)は英語のみ、インタラクティブモードも現在は英語のみと明記されています。
英語で使うと機能がいちばん揃う、という言い方ができます。
NotebookLMで英語のスピーキングは練習できますか
声を使う機能は、音声解説のインタラクティブモードだけです。
ホストから指名されたときに質問する形なので、会話を自分から始める練習にはなりません。
「資料について英語で質問する」という限定された場面の練習だと考えてください。
英語のYouTube動画をNotebookLMに入れれば、リスニングの答え合わせができますか
できるのは字幕付きの公開動画だけで、取り込まれるのはテキストの文字起こし部分だけです。
そのため、聞き取れなかった箇所の文字を確かめる用途には合います。
一方、音の変化そのものを分析させる用途には、音声が入っていないぶん限界があります。
NotebookLMとGeminiは、英語学習ではどう使い分けますか
資料が手元にあるならNotebookLM、資料が無いならGeminiのような汎用のAI、という分け方が素直です。
NotebookLMは資料の中だけで答えるので、英作文の添削や自由な会話はそもそも守備範囲の外です。
なお、Geminiのノートブック機能からもノートブックを作れるとヘルプに書かれています。
NotebookLMは中高生の英語学習にも使えますか
ヘルプには、18歳未満のユーザーには、より厳格なコンテンツポリシーが適用されると書かれています。
一部の機能は18歳以上のみが対象になる場合があるとも明記されています。実際に、インフォグラフィックの生成は18歳以上のみと書かれていました。
Workspace for Educationのアカウントでは、すべての年齢のユーザーが利用できるとされています。
まとめ|NotebookLMは、英語学習の「素材工場」として置くのが正解です
最後に、今日から動かす順番だけ残します。
- ノートブックを1つ作り、興味のある英語記事を3〜5本入れる
- 右上の設定から出力言語を英語に変える
- 1本目の指示文を貼って、英語の要約と語彙を出させる
- 同じ資料から音声解説を「詳細」で1本作り、通勤中に聞く
- 聞き取れなかった箇所を4本目の指示文で掘る
- 翌日、フラッシュカードを1デッキだけ作って回す
この6手は、無料の枠に収まります。
NotebookLMは、英語を教えてくれる先生ではありません。
自分が読みたい英語と、自分が聞きたい英語を、資料から切り出してくる工場です。
工場が動き出すと、素材切れで止まる日が無くなります。そこがいちばん大きい変化です。
この記事の情報の取り方
- 機能・上限・仕様は、2026年9月16日にGoogleのヘルプページを直接取得し、本文の文言を読んで書いています
- 製品名が「Gemini Notebook」に変わっている点は、ヘルプ記事の本文とページタイトルを同日に取得して確認しました
- 料金は、取得できた公式ページの本文に金額の記載が無かったため、1件も書いていません
- 上限の数値は「変更される場合があります」と公式に明記されているため、使う前に自分の画面で確かめてください
- 指示文5本は、公式に書かれている仕様(ソース内だけで回答する・引用が付く)に合わせて組んだもので、公式が配布しているものではありません
- Google ヘルプ「Gemini Notebook の詳細」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook でチャットを使用する」
- Google ヘルプ「ノートブックの新しいソースを追加または検索する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook で音声解説を生成する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook で出力言語を変更する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook でフラッシュカードまたはクイズを生成する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook の使用量上限を管理する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook をアップグレードする」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook でノートブックを作成する」
- Google ヘルプ「Gemini Notebook のプライバシーと利用規約」
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