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英語を独学するときのスケジュールの組み方|平日30分の配分と週の点検

英語を独学するときのスケジュールの組み方|平日30分の配分と週の点検

英語を独学するときのスケジュールは、1日の時間を決めるところからではありません。

先に決めるのは、やめたときに戻ってこられる形のほうです。

独学で失敗する人の大半は、計画を立てられなかったのではなく、3日空いた時点で戻れなくなっています。

止まらない計画ではなく、止まっても戻れる計画を作ってください。

この記事に置くのは、平日30分の配分・週の組み方・戻り方の設計・AIへの指示文5本・早見表です。

1日3時間やる前提の計画は扱いません。

仕事をしながら3時間を毎日続けられる人は、そもそもこの記事を探していないからです。

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【結論】英語の独学スケジュールは、平日30分と戻り方で組む

決めることは2つだけです。

平日30分の中身と、空いたときにどこから戻るかの2つです。

この2つが決まっていれば、ほかは決まっていなくてもかまいません。

決めること決め方決めない場合に起きること
平日30分の中身分野と配分を固定する毎日何をやるか迷う
戻り方止まった日の次にやる1つを決めておく3日空いたら終わる
週末の使い方見返しに充てる平日の内容が定着しない
やらない日週1日を先に決める休んだ日に罪悪感が出る

4つ目の「やらない日」を先に決めるのが、続けるための仕掛けです。

毎日やる計画にすると、休んだ日が失敗になります。

週に1日を最初から休む日にしておけば、その日は計画どおりの日です。

計画どおりに休めた日は、やめる理由になりません。

休む日を決めていない計画は、最初の1回の休みで崩れます。

平日30分の中身をどう配分するか

30分を3つに割ります。

時間やること目的
10分入れる(読む・聞く)材料を増やす
15分出す(書く・話す)使える形にする
5分直しを受け取る間違いを固めない

出す時間のほうを長くするのが要点です。

入れるだけの30分は、3か月続けても使える形になりません。

入れる10分で何をするか

読むか聞くかは、その日の場所で決めてかまいません。

移動中なら聞き、机にいるなら読むという形で十分です。

材料は1週間同じものを使い回すほうが、選ぶ時間が消えます。

毎日ちがう記事を探すと、探す時間が10分を食います。

出す15分で何をするか

その日に入れた材料について、自分の言葉で書くか話します。

要約ではなく、自分がどう思ったかを書くほうが語が増えます。

要約は元の文の語を借りるだけで、自分の語にはなりません。

3行でかまわないので、自分の意見を書いてください。

直しの5分で何をするか

書いたものをAIに渡して、間違いを分類して返してもらいます。

直された箇所のうち、いちばん多かった種類だけを1行で記録してください。

全部を記録しようとすると、5分では終わりません。

独学の材料をどこから集めるか

材料選びに時間をかけすぎると、それだけで週が終わります。

集める場所を3つに決めて、そこから回す形にしてください。

場所向いている用途1本の長さの目安
ニュースの記事読む材料500語前後
解説の動画聞く材料5分前後
自分の仕事の資料出す材料1ページ

3つ目が、独学ではいちばん強い材料です。

自分の仕事の内容なら、背景を説明されなくても分かるからです。

自分の仕事の資料を使う

いま扱っている案件の内容を、英語で3行書いてみてください。

背景を知っているので、詰まるのは言い方だけになります。

その詰まった言い方こそが、自分にいま必要な表現です。

一般的な教材では、この表現には当たりません。

難しさの合わせ方

材料の難しさは、1ページに知らない語が5語以下になるところに合わせます。

それを超えると、読む時間のほとんどが調べる時間になります。

調べる時間は、入れる10分には含めないでください。

調べるのは、10分が終わったあとにまとめてやる形にします。

同じ材料を1週間使う

毎日ちがう材料に替えると、毎日わからない語に当たります。

同じ材料を週内で繰り返せば、2回目以降は内容が分かった状態です。

内容が分かっている文をもう一度読むことが、速さを作ります。

1週間の組み方

平日5日と週末2日で、役割を分けます。

曜日やること時間
月・火入れる10分+出す15分+直し5分30分
水前日までの直しを見返す30分
木・金入れる10分+出す15分+直し5分30分
土1週間の記録を見て、来週の材料を選ぶ30分
日やらない—

水曜に見返しを入れるのは、週の途中で1回止まる形を作るためです。

週末だけに見返しを置くと、月曜から金曜までの直しが積み上がりすぎます。

土曜の30分がいちばん重要

土曜にやるのは、来週の材料を選んでおくことです。

材料が決まっていれば、平日は開いてすぐ始められます。

平日に材料を探す時間を作らないことが、30分を守る唯一の方法です。

選ぶのは5本で、月曜から金曜まで1本ずつ使います。

日曜に何もしない

日曜は、英語に触れない日として固定してください。

触れない日があることで、月曜に戻る動きが習慣になります。

毎日触れる形にすると、1日空いたときに戻る練習をしていない状態になります。

止まったときに戻る設計

独学でいちばん重要なのが、この部分です。

止まらない前提で計画を組むと、止まった瞬間に計画そのものが無効になります。

空いた日数で、戻る場所を変える

空いた日数戻る場所やること
1〜2日そのまま続き次の材料へ進む
3〜6日前の週の材料同じ材料をもう一度
7〜13日いちばん短い形出す15分だけ
14日以上最初の設計から30分の配分を決め直す

空いた日数によって、戻る場所を変えるのが要点です。

2週間空いたあとに前と同じ量をやろうとすると、その日でまた止まります。

戻る日は、量を半分にする

久しぶりに再開する日は、30分ではなく15分にしてください。

戻った初日に元の量をこなすと、翌日に続きません。

再開の初日は、続けられたという事実だけを作ってください。

量を戻すのは3日目からで十分です。

止まった理由を1行だけ書く

再開したとき、なぜ止まったのかを1行だけ書き残してください。

仕事が忙しかったのか、材料が難しかったのか、飽きたのかで、次の手が変わります。

同じ理由が3回続いたら、計画の側に原因があります。

英語の独学スケジュールをAIに組ませる指示文5本

計画作りは、AIに任せられる部分が大きい作業です。

指示は具体的に書き、出力の形を先に決めるのが要点になります(OpenAIの公式ドキュメントより)。

参照=https://developers.openai.com/api/docs/guides/prompt-engineering

指示文1|自分の条件から配分を出させる

英語を独学します。次の条件で、平日30分の配分を決めてください。
目的:<仕事で使う/試験/旅行>
今の状態:<英語で書けるか・聞き取れるか>
使える時間:平日<30>分・週末<30>分
出力は、入れる・出す・直しの3つに何分ずつかという形にしてください。

指示文2|1週間分の材料を選ばせる

次の条件に合う英語の材料を5本選んでください。
条件は3つです。
1つ目は、1本が10分で読めるか聞ける長さであること。
2つ目は、<分野>に関係すること。
3つ目は、5本の難しさを揃えること。

指示文3|出す練習のお題を作らせる

次の英文を読みました。
これについて自分の意見を英語で3行書く練習をします。
お題になる質問を3つ作ってください。
事実を answer する質問ではなく、意見を問う質問にしてください。
英文:<材料の要点を日本語で>

指示文4|止まったときの戻り方を決めさせる

英語の独学が<7>日止まりました。
今日から再開するために、今日やる1つだけを決めてください。
条件は2つです。
1つ目は、15分で終わること。
2つ目は、前にやっていた内容の続きではなく、前の内容の復習であること。

指示文5|1か月の記録から計画を直させる

1か月の記録を渡します。
次の3つを出してください。
1つ目は、続いた日数と止まった日数。
2つ目は、止まった理由でいちばん多かったもの。
3つ目は、来月の計画で変えるべき点を1つだけ。
記録:<1行ずつ貼る>

指示文5を月に1回やると、計画が自分の生活に合っていきます。

独学のスケジュールで目的別に変えるところ

30分の配分は、目的によって変わります。

目的入れる出す直し
仕事で使う5分20分5分
試験を受ける15分10分5分
旅行で話す5分20分5分
読めるようになる20分5分5分

仕事と旅行は、どちらも出す時間を厚くします。

使う場面が決まっているなら、その場面で出す練習が最短です。

試験だけは入れる時間を厚くする

試験は範囲と形式が決まっているので、材料を入れる作業の比重が上がります。

出題される形に慣れること自体が、入れる作業に含まれるからです。

ただし、出す時間をゼロにすると、試験のあとに何も残りません。

10分は必ず残してください。

目的が決まっていないとき

目的が決まっていない場合は、仕事で使う配分にしておいてください。

出す練習を厚くした形は、あとからどの目的にも寄せられます。

入れるだけに寄せた形は、あとから寄せ直すのに時間がかかります。

独学のスケジュールを1か月ごとに点検する

月に1回、3つの数字を見ます。

見る数字数え方この数字が言っていること
やった日数その月の合計計画が生活に合っているか
最長で空いた日数記録から戻り方が機能しているか
出した量書いた行数か話した分数練習の中身が偏っていないか

1つ目が15日を超えていれば、計画は合っています。

毎日できていないことを失敗と数えると、続く計画まで捨てることになります。

やった日数が10日を切った月

30分が長すぎます。

15分に減らして、出す時間だけを残してください。

時間を減らすことは、計画を下げることではなく、続く形に直すことです。

続いてから増やすほうが、結果として総量は多くなります。

最長の空きが7日を超えた月

戻り方が決まっていない可能性があります。

空いた日数ごとに戻る場所を決めた表を、目に入る場所に置いてください。

戻る先が決まっていれば、空いた日数は問題になりません。

出した量が増えない月

入れる時間が長くなりすぎている可能性があります。

材料が面白いと、10分のつもりが20分になります。

時間を計って、10分で切り上げてください。

独学のスケジュールを家族や同僚に伝えておく

独学が崩れる原因の一つに、予定の割り込みがあります。

30分という短い枠ほど、ほかの用事に簡単に上書きされます。

伝える相手伝えることこれで防げること
家族何時から30分は英語に使うことその時間の用事を頼まれる
同僚朝の30分は席にいないこと始業前の相談が入る
自分この30分では他のことをしないこと通知を見てしまう

3つ目の自分に伝える部分が、いちばん大きく差を作ります。

通知を1回見ると、30分のうち5分が消えます。

時間ではなく、場所で守る

何時からやるかを決めるより、どこでやるかを決めるほうが守りやすくなります。

同じ席に座った時点で始める形にすると、時計を見る必要がありません。

場所と行動を結びつけておくと、始めるまでの迷いが消えます。

机でも、通勤の座席でも、決まっていればどこでもかまいません。

通知を切る

30分のあいだは、通知を止めてください。

1回の通知で戻るまでにかかる時間は、思っているより長くかかります。

止める設定を1回しておけば、毎日守る必要はありません。

家族に伝えるときの言い方

毎日1時間と言うと、家族の側にも負担として伝わります。

平日30分で、週に1日は休む日があると伝えるほうが、協力を得やすい形です。

続く形になっていることを先に伝えると、途中でやめた印象も残りません。

独学で成果を数える方法

独学には、テストも成績表もありません。

だから、自分で数えられるものを2つ決めておく必要があります。

数えるもの数え方増えたときの意味
書いた行数その週の合計出せる量が増えた
調べずに書けた行数書いた行のうち何行か使える表現が増えた

2つ目が、独学でいちばん見るべき数字です。

書いた量が同じでも、調べずに書ける割合が上がっていれば前に進んでいます。

調べずに書けた行を数える

書いているときに、辞書やAIを開いた行に印を付けてください。

印の付かなかった行が、いま自分の中にある表現だけで書けた行です。

この行数が、独学における唯一の成績表です。

1か月で1行でも増えていれば、やり方は合っています。

数字が動かない月の見方

1か月動かないことは珍しくありません。

3か月動かない場合は、出す練習の中身が同じ範囲に偏っています。

同じ話題ばかり書いていると、その話題の表現だけが厚くなります。

お題の分野を、月ごとに1つ変えてください。

人と比べない

独学では、進み方を人と比べる材料がありません。

比べる相手は、1か月前の自分の記録だけにしてください。

1か月前に書いた文を読み返すと、変化は目で分かります。

英語の独学スケジュールでやってはいけない4つ

やってはいけないこと何が起きるか代わりにやること
毎日やる計画にする1日休んだ時点で崩れる週1日を休む日に決める
平日に材料を探す30分のうち10分が消える土曜に5本選んでおく
入れるだけの30分にする使える形にならない出す時間を半分にする
止まったら最初からやり直す何度も同じ場所を繰り返す空いた日数で戻る場所を変える

4つ目が、独学でいちばん多い失敗です。

最初からやり直さない

2週間空くと、最初からやり直したくなります。

ただ、やり直すたびに最初の部分だけが厚くなり、先へ進みません。

止まる前にやっていた場所の、1つ手前から再開してください。

忘れている部分は、進みながら埋まります。

計画を細かく作りすぎない

1か月分の予定を日ごとに決めると、1日ずれた時点で全部が狂います。

決めるのは1週間分までにしてください。

土曜に翌週を決める形が、いちばん狂いにくい形です。

独学とスクールを比べて決めるところ

独学にするかどうかで迷っているなら、判断の軸は3つです。

軸独学が向く場合スクールが向く場合
時間自分で時間を作れる予定を外から決めてほしい
直しAIの直しで足りる話し方の癖を見てほしい
期限期限が無い期限が決まっている

3つのうち2つが独学側なら、独学で組んでかまいません。

迷っている時点で始めていないことのほうが、大きな損失です。

独学で足りない部分を知っておく

独学で埋めにくいのは、話すときの間の取り方と、相手の反応への対応です。

どちらも、相手が人間でないと練習できません。

ただし、この2つが要るのは、文が作れるようになってからの段階です。

最初の半年は、独学で足ります。

併用するときの配分

スクールと併用するなら、スクールの時間は出す練習に充ててください。

入れる作業は、独学の時間で終わらせておく形です。

入れる作業に有料の時間を使うのは、いちばんもったいない形です。

教材を読むだけなら、一人でもできます。

独学のスケジュールを3か月ごとに組み直す

同じ計画を1年続けると、途中で合わなくなります。

生活も変わり、できることも変わるからです。

時期見直すところ変えるかどうかの基準
1か月目の終わり1日の時間やった日数が10日未満なら減らす
3か月目の終わり配分調べずに書けた行数が増えているか
6か月目の終わり目的最初に決めた目的がまだ同じか

3か月ごとに1回、30分だけ組み直す時間を取ってください。

組み直す日を先に決めておくと、合わない計画を惰性で続けずに済みます。

3か月目に配分を変える

最初の3か月は、出す練習に慣れる期間です。

慣れたあとは、入れる時間を少し増やして、材料の難しさを上げてください。

出せる形が固まってから材料を上げると、新しい表現がそのまま使えます。

順番を逆にすると、難しい材料を入れただけで終わります。

6か月目に目的を確かめる

半年経つと、最初に決めた目的が変わっていることがあります。

仕事で使うつもりが試験を受けることになったなら、配分も変えるべきです。

目的が変わったのに配分がそのままだと、遠回りになります。

目的を確かめるのは、半年に1回で足ります。

英語の独学スケジュールの早見表

迷っている点選ぶほう理由
毎日か、週5日か週5日休む日を計画に入れる
入れるか、出すか出す使える形になるのは出す側
1か月分決めるか、1週間分か1週間分ずれたときに崩れない
材料を毎日選ぶか、まとめて選ぶかまとめて平日の時間を守れる
止まったら最初からか、手前からか手前から最初の部分だけ厚くならない

左から順に決めれば、計画は30分で作れます。

いちばん上の行だけは、必ずこの形にしてください。

英語の独学スケジュールについてよくある質問

平日30分では少なすぎませんか?

少なくありません。

週5日で150分、1か月で10時間になります。

続かない60分より、続く30分のほうが1年後の総量は大きくなります。

朝と夜のどちらがいいですか?

予定が動きにくいほうです。

多くの場合、夜より朝のほうが予定に割り込まれません。

ただし、朝に起きられないなら夜で組んでください。

起きられない時間に設定した計画は、初日から守れません。

土日にまとめてやるのはだめですか?

間隔が空くぶん、効率は落ちます。

ただ、平日に取れないなら、週末2日でやるほうが何もしないよりはるかに良い形です。

その場合も、出す時間を半分以上にしてください。

スケジュールどおりにいかない日はどうしますか?

15分に減らして、出す練習だけをやってください。

やらない日にするより、短くてもやった日にするほうが、翌日に戻りやすくなります。

連続した日数が切れることが、いちばん大きな損失です。

記録はどこに残せばいいですか?

あとから1か月分を1画面で見られる場所にしてください。

書く内容は、日付・やったかどうか・調べずに書けた行数の3つだけです。

感想を書き始めると、記録のほうが練習より重くなります。

紙のカレンダーに印を付ける形でも十分に成立します。

どのくらいで成果が出ますか?

出す練習を中心にした場合、1か月で書ける文の長さが変わります。

3か月あれば、自分の意見を3行書くのに詰まらない状態です。

半年あれば、仕事のメールを自分で書けるところまで来ます。

まとめ|英語の独学スケジュールは、戻り方まで決めて完成する

決めるのは、平日30分の配分と、止まったときの戻り方の2つです。

30分は、入れる10分・出す15分・直し5分に割ってください。

週に1日の休む日を先に決めておくと、休んだ日が失敗になりません。

今日やることは、来週使う材料を5本選んで、休む曜日を1つ決めることです。

この2つが終われば、来週の平日は開いた瞬間に始められます。

出す15分に声に出す練習を入れる段階まで来たら、発音を音ごとに採点してくれるアプリを1つ持っておくと、自分では気づきにくい音のずれが点数で見えます。

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