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Write and Improveの使い方|登録なしで採点まで8手順とCEFR(A1〜C2)の読み方、英作文の題材22本

Write and Improveを開いて、出てきたレベル表示を見て、そのまま閉じた人がいちばん損をしています。

このツールは、1回出して点数を見るためのものではありません。

返ってきた指摘を直して、同じ英文をもう一度出す。ここまでやって初めて働きます。

Write and Improveの使い方は、出し直しを前提に組み立ててください。

公式の表記は「Write & Improve」です。ケンブリッジ大学が開発したと公式トップに書かれています。

この記事に書いた仕様と料金は、すべて公式ページの生のHTMLを取得して逐語で確認したものです。

確認日は2026年9月12日です。

私は英語講師・英語コーチとして、日本語話者の英作文を長く見てきました。その目で「どこを見るべきか」まで落とします。

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【結論】Write and Improveの使い方で先に決めるのは「同じ英文を3回出す」ことです

1つの課題に対して、英文を最低3回出してください。初回・修正後・仕上げの3回です。

理由は3つあります。

  1. 1回目の表示は「今の位置」でしかない=公式は、提出すると国際基準のCEFRに紐づいた結果が返ると書いています。位置が分かっても、直し方は分かりません。
  2. 2回目で初めて「効いた指摘」が分かる=公式は、変更して再チェックすれば改善できると書いています。どの直しでレベル表示が動いたかは、比べないと見えません。
  3. 3回目で自分の癖が確定する=2回直しても残る箇所が、あなたの弱点です。ここだけを次の課題に持ち込めば、学習が短くなります。

逆に、毎回ちがう題材を1回ずつ出すのは、いちばん伸びない使い方です。

毎回ちがう英文だと、直した効果が測れません。測れないものは残りません。

ここから、登録から採点までの手順と、レベル表示の読み方を順に書きます。

Write and Improveとは何か|ケンブリッジ大学が出している無料の英作文ツールです

公式トップには、ケンブリッジ大学が開発した無料のツールであり、すべての学習者の英語ライティングの改善を助けるものだと書かれています。

ここが他のAI添削ツールと決定的にちがう点です。

英語の試験を作っている側が、採点の基準ごと無料で開いている。この重みは代わりがききません。

公式トップに並んでいる機能は4つです。

  • すべてのレベルの課題が数百用意されていて、自分で課題を作ることもできる
  • 提出すると、国際基準であるCEFRに紐づいた結果が返る
  • 英文のどこを直したほうがよいか、自動でフィードバックが返る
  • 直して再チェックすれば、英文を改善していける

公式の案内ページには、200万人を超える学習者がこのツールを使ってきたと書かれています。

運営元は、ページ下部の表記によると Cambridge University Press & Assessment です。

課題の中身についても、案内ページに説明があります。

ワークブックには初級・中級・上級のほか、ビジネス向けと「Just for Fun」の課題が数百入っていると書かれています。

教師向けページ側では、すべてのレベルで250を超える無料課題から選べるとも書かれています。

つまり、題材が尽きて止まることはまず起きません。

Write and Improveの使い方①|登録なしで採点まで進む手順

公式は、登録せずに無料のツールを使えると明記しています。まずアカウントを作らずに1回通してください。

公式の案内ページに並んでいる流れは、次の6段階です。

段公式ページの表記(要約)ここで迷いやすい点
01課題を選ぶか、プロフィールを作る先に作らなくても進めます。まず課題を選ぶほうが早いです
02英語で書く練習をする日本語で下書きしてから訳すと、日本語の構造が残ります
03その課題のレベルが数秒で返る点数ではなくCEFRのレベル表示です
04フィードバックから学び、直すここを飛ばすと、このツールを使った意味が消えます
05プロフィールを作って保存する保存しないと、次回に比べられません
06改善を続けて、伸びを見る進捗のグラフが出ます

この6段階を、実際の操作に落とすと次のようになります。

  1. トップページを開き、「Start writing」から入ります。
  2. 課題の一覧(ワークブック)から1つ選びます。最初はビジネスではなく一般の課題が無難です。
  3. 課題文を日本語に訳さず、英語のまま読みます。ここで訳すと、答えも日本語の型で出てきます。
  4. 本文を書きます。語数は課題の指定に合わせます。指定がなければ、下の題材表の語数目安を使ってください。
  5. 提出します。数秒でレベル表示と、英文の中への指摘が返ります。
  6. 指摘を1つずつ直します。まとめて直さず、種類ごとに直すのがコツです。
  7. 同じ課題で再提出します。ここが本番です。
  8. 3回目まで回したら、プロフィールを作って保存します。

保存の判断だけは早めにしてください。登録前に書いた分は、あとから並べて比べられません。

なお、サイトの表示言語は英語とスペイン語の2つでした。

日本語のUIはありません。生のHTMLを取得して「日本語」「Japanese」を検索し、0件だったことを確認しています。

英語のまま進めることになりますが、操作の語は上の8手順で足ります。

Write and Improveで返ってくるCEFRのレベル表示(A1〜C2)の読み方

返ってくるのは点数ではなく、A1からC2までの6段階のレベル表示です。数字がないので、読み方を先に持っておく必要があります。

公式のCEFR解説ページには、CEFRは言語能力を記述するための国際基準であり、A1からC2までの6つのレベルがあってA1が最も低い、と書かれています。

さらに、レベルごとに「ライティングで何ができるか」が示されています。

以下は、その公式の記述をライティングの観点で日本語にまとめたものです。

レベル区分公式が示すライティングの到達像実際に返ってきたときの解釈
C2上級明快でなめらかに流れる複雑な文章を、適切かつ効果的な文体で書ける。読み手が要点を見つけやすい論理構成にできる文体と構成が評価されている段。文法の話はもう終わっています
C1上級複雑な主題について、明快で構成のしっかりした詳しい文章を書ける。重要な論点を示し、例を挙げ、必要なら結論を書ける。読み手に合った文体を選べる「例と結論があるか」が分かれ目。主張だけの文章はここで止まります
B2中級さまざまな主題について、明快で詳しい文章を書ける。他の資料からの情報や議論を自分の文章に使える引用と参照ができるか。自分の感想だけだとB1に落ちます
B1中級身近な話題や単純な情報・考えについて、素直な文章を書ける。文と文をつなげて、ひとまとまりの文章にできる接続の有無で決まります。単文の羅列はA2に落ちます
A2初級and・but・because などの語でつないだ、単純な語句や文を連ねて書けるつなぐ語を3種類しか使っていない状態です
A1初級好き嫌い・家族・ペットなどの個人的な情報を、単純な語と語句と文で書ける単語を並べている段階です
Pre-A1初級の前名前・住所・国籍などの基本的な個人情報を、辞書を使ってでも書ける課題の意図を取り違えている可能性も見ます

ここでいちばん大事なのは、レベル表示は「あなたの英語力」ではなく「今出したこの1本」に対する判定だということです。

同じ人が書いても、課題が変われば表示は動きます。

だから、レベル表示を人格の評価として受け取らないでください。

公式も、判定はその課題(task)に対するレベルだという書き方をしています。

見るべきは1本の高さではなく、同じ課題での前回との差です。

参考までに、ケンブリッジ側の一般向けレベル確認についてはCambridge English の Test your Englishがあります。

ただしこちらは、公式ページ自身が「公式な試験ではなく、スコアは目安であって語学力の証明ではない」と明記しています。

つまり、証明書がほしい場面には使えません。位置の確認だけに使ってください。

Write and Improveのレベル表示を1つ上げるために、英文の何を変えるか

上の公式記述を逆から読むと、上げるために足すものが決まります。レベルごとに足すものは1つだけです。

英語講師として生徒の英作文を見てきた経験から言うと、直す順番を間違えている人がとても多いです。

語彙を難しくするのは、いちばん最後です。

今の表示次に上げるために足すもの具体的に書き換える形
A1 → A2つなぐ語2つの短文を and / but / because / so で1文にします。3文に1回は使ってください
A2 → B1文と文のつながり代名詞と指示語で前の文を受けます。This / It / They で受け直すだけで、ひとまとまりに見えます
B1 → B2外からの情報自分の感想以外を1つ入れます。数字・他人の発言・一般論のいずれか1つで足ります
B2 → C1例と結論主張のあとに For example を1つ、最後に結論の1文を置きます。この2つが無いと止まります
C1 → C2読み手の道しるべ段落の先頭に、その段落で何を言うかの1文を置きます。読み手が要点を探さずに済む形にします

この表の使い方は単純です。今の表示の行だけを直して、同じ英文を出し直します。

2つ以上を同時に直さないでください。

同時に直すと、どちらが効いたのか分からなくなります。

1回の提出で変えるのは1種類だけ。これが出し直しの唯一のルールです。

なお、語彙を難しくしても表示が上がらないことはよく起きます。

公式の記述に「難しい単語を使える」と書かれている段は1つもありません。書かれているのは構成と適切さです。

Write and Improveと汎用AIの添削は、役割が別です

汎用のAIチャットに英文を貼って直してもらう人が増えました。どちらが上かという話ではありません。

返ってくるものの種類がちがいます。

見る点Write and Improve汎用AIチャットの添削
返ってくるものCEFRに紐づいたレベル表示と、英文への自動フィードバック書き換えた英文と、指示した形の説明
基準国際基準のCEFR(公式明記)明示された共通基準はありません
出力の安定同じ英文なら判定の軸は同じ同じ英文でも返り方が変わります
課題の用意数百の課題が用意されている(公式明記)自分でお題を考える必要があります
伸びの記録進捗グラフで前回と比べられる(公式明記)自分で記録しないと残りません
説明の細かさどこを直すべきかのヒント中心理由を何段でも掘れます
向く場面今の位置を測る・伸びを測る1文の言い回しを詰める・理由を知る

結論として、測るのがWrite and Improve、掘るのが汎用AIです。順番は「測る → 掘る → また測る」です。

この順番を逆にすると事故が起きます。

先に汎用AIで書き換えてもらった英文を出すと、表示は上がります。

ただし上がったのは、あなたの英文ではありません。

出すのは、必ず自分で書いた英文にしてください。ここを守らないと、記録がただの飾りになります。

Write and Improveで同じ英文を出し直して伸びを見る手順

公式は、最新の1本を過去の作品と比べられる進捗グラフがあると書いています。この機能が主役です。

公式の案内ページには、単語レベル・文レベル・動機づけのフィードバックと進捗グラフが提供され、国際基準であるCEFRに対してどれだけ改善しているかを比べられる、と書かれています。

この比較を活かす手順を、7日分に割りました。

日やること提出回数
1日目課題を1つ選び、辞書を使わずに書いて提出します1回
1日目返ったフィードバックを読み、種類ごとに数えます。文法・語法・つながりの3つに分けます0回
2日目いちばん多かった1種類だけを直して、同じ課題で再提出します1回
3日目2番目に多かった種類を直して再提出します1回
4日目同じ課題を、前の英文を見ずに白紙から書き直して提出します1回
5日目別の課題を1つ選び、同じレベルで書いて提出します1回
7日目1日目の英文と4日目の英文を並べ、残っている指摘を書き出します0回

4日目の「白紙から書き直す」を飛ばさないでください。ここだけが、直しを身につけたかを確かめる工程です。

前の英文を直すのは、編集です。

白紙から書けるようになって、初めて自分の英語になります。

7日目に残っていた指摘が、あなたが次に潰す1つです。

この1つをメモして、次の課題に持ち込んでください。これで学習が一本の線になります。

Write and Improveに貼って使える英作文の題材22本

課題選びで止まる人のために、そのまま貼れる題材を22本書き下ろしました。レベル順に並べています。

公式のワークブックには数百の課題が入っています。ただ、一覧から選ぶ作業そのものが面倒で止まる人が多いです。

下の英文は、公式の課題から引いたものではありません。私が日本語話者のつまずきに合わせて作ったものです。

「create your own tasks」=自分で課題を作る機能が公式にあるので、そこに貼って使ってください。

Noレベル貼る英語の課題文語数目安この題材で見えるもの
1A1Write about your morning. What do you do before you leave home?60〜80語現在形の習慣。三単現の s が落ちる癖
2A1Describe the room you are in right now. Where is each thing?60〜80語there is / there are と前置詞
3A1Introduce your family in five sentences.50〜70語所有格と冠詞。my family are の扱い
4A2Write about the last meal you cooked. What went wrong?60〜90語過去形。不規則動詞の取りこぼし
5A2Write a short message to a friend to cancel dinner tomorrow.50〜70語依頼と謝罪。sorry の後ろの形
6A2Write a note to your neighbour about a parcel you took in for them.50〜80語説明の順番。日本語の語順が残るか
7A2Describe your route to work or school, and one thing you would change.80〜110語接続語の種類。and だけになっていないか
8B1Write a review of a restaurant you went to this year.120〜150語形容詞と比較。良い悪いの語彙の幅
9B1Describe a habit you started and then stopped. Why did you stop?120〜150語現在完了と過去形の使い分け
10B1Write an email to a hotel to ask for a late check-out.100〜130語丁寧さの段階。Could / Would の選択
11B1Compare living in a big city with living in a small town.130〜160語対比の型。while / whereas が出るか
12B1Write about a mistake you made at work and what you learned from it.130〜160語時系列の整理。話が前後しないか
13B1Tell a friend about a film you would not recommend, without being rude about it.120〜150語断定を弱める表現。日本語話者が苦手な領域
14B2Some people say that working from home makes teams weaker. Do you agree?180〜220語意見文の型。主張と根拠の分離
15B2Write a complaint email about a delivery that arrived three days late.160〜200語怒りを抑えた強い文。受動態の使い方
16B2Describe how your neighbourhood has changed over the last five years.180〜220語現在完了と変化の語彙
17B2Write a short report on how your team spends its weekly meeting time.180〜220語レポート体。一人称を減らせるか
18B2Your company plans to cut its training budget. Write a note to your manager arguing against the cut.180〜220語反論の型。相手の立場に触れられるか
19B2Explain to a new colleague how to deal with an angry customer.170〜200語手順の説明。命令形と提案の混ぜ方
20C1Assess the claim that learning a language as an adult is mainly a matter of time rather than talent.250〜300語抽象語での議論。定義から入れるか
21C1Write the introduction to a report on remote hiring, setting out both the scope and the limits of your data.250〜300語範囲と限界の明示。C1で効く技術
22C1Summarise two opposing views on the use of AI in education, then state your own position.250〜300語要約と立場表明の切り替え

使う順番は、上から順ではありません。今のレベル表示の1つ上の行から選んでください。

今がB1なら、B2の題材(14〜19番)を使います。

同じレベルの題材ばかり書いても、表示は動きません。

少し重い題材に手を伸ばしたときだけ、足りないものが見えます。

13番と18番は、日本語話者がいちばん崩れる題材です。相手を立てながら反対する形が、日本語とまるでちがうからです。

Write and Improveの有料版(+Test Zone/+Class View)で増えるもの

無料で足りる人がほとんどです。ただ、試験対策では有料版の役割がはっきり分かれます。

公式ページの表記を、そのまま整理します。

プラン中身(公式の表記)料金の公式表記無料で試せる分
+Test Zone IELTS AcademicIELTSを作っているのと同じケンブリッジのチームが開発。タイマーを設定して本番に近い設問を解き、課題ごとのIELTSバンドスコアが数秒で返る。課題60本£4.50/month10課題
+Test Zone IELTS General Training同上。課題40本£4.50/month2課題
+Test Zone B2 Firstケンブリッジ英語検定のチームが開発。B2 Firstの本番に近い設問を解き、課題ごとのスコアが数秒で返る。課題76本£4.50/month20課題
+Class View(教師・団体向け)生徒全員の答案とフィードバックを見られる。課題・学習者・クラスの単位で進捗グラフが出る。+Test ZoneのB2 FirstとIELTSの課題・採点も追加費用なしで含まれる案内ページに金額の記載はありません400名までなら2か月の無料トライアル

金額について注意があります。公式ページの表記は「£4.50/month」で、日本円の表示はありません。

また、これらのページの生のHTMLを取得して「税込」「税抜」「税別」「消費税」を検索しましたが、いずれも0件でした。

公式ページに税込・税抜の表記はありませんでした。支払い時の実額は、必ず公式の決済画面で確認してください。

為替による日本円の額は、この記事では出しません。

日によって変わる数字を記事に置くと、読んだ日によって嘘になるからです。

解約については、公式に「My account ページからいつでも簡単に解約できる」と書かれています。

紹介の仕組みもあります。

友人に紹介してその人が課金すると、3か月ぶん25%割引のバウチャーがもらえると公式に書かれています。

+Class Viewは、400名を超える場合は見積もりの問い合わせになると書かれています。個人には関係のない枠です。

詳細は+Test Zone IELTS の案内ページ、+Test Zone B2 First の案内ページ、+Class View の案内ページにそれぞれ記載があります。

Write and Improveの使い方で、英語コーチとして止めている3つ

生徒の画面を見てきて、毎回止めている使い方が3つあります。どれも善意でやっているので気づきにくいです。

1|日本語で下書きしてから英語に訳す

これがいちばん多いです。

日本語で完成させた文章を英語に移すと、日本語の構造がそのまま残ります。

返ってくる指摘は「英語として不自然」という形になり、直し方が見えません。

英語で書き出せない題材は、そもそもレベルが高すぎます。1つ下の題材に落としてください。

2|レベル表示だけを見て、フィードバックを読まない

数秒で表示が出るので、そこで満足してしまいます。

ただ、公式が用意している中心は表示ではありません。

公式は、どこを直すべきかを示す自動フィードバックとヒントが出ると書いています。読まれる前提で作られています。

表示だけを見るなら、このツールを使う理由はありません。

3|難しい単語に置き換えて表示を上げようとする

語彙を難しくすると、かえって表示が下がることがあります。

使い方を外した難語は、不自然さとして拾われるからです。

公式のレベル記述に「難しい語を使える」という項目は1つもありません。書かれているのは構成・適切さ・読み手への配慮です。

この3つを外すだけで、同じ時間でも残るものが変わります。

英検3級から始めた私が、Write and Improveをどう使うか

私が英語をやり直したのは30歳のときで、出発点は英検3級でした。

その状態からもう一度始めるなら、Write and Improveをこう使います。

まず、最初の2週間はA1とA2の題材だけを回します。

上のレベルに手を出さないのは、直しの回数を稼ぐためです。

低いレベルの題材なら、指摘が少なく、全部直せます。全部直せる経験を先に積むほうが続きます。

次の2週間で、B1の題材に上げます。

ここで初めて「つなぐ」という作業が入ってきます。

私は語学学校・ワーキングホリデー・大学という3つの形の留学を全部通りましたが、書く力が一段変わったのは大学で課題を出されたときでした。

理由は単純で、同じ題材を何度も出し直す必要があったからです。

Write and Improveが無料で提供しているのは、まさにこの「出し直しの場」です。

初めての海外勤務はオーストラリアでしたが、そこで困ったのは会話よりも書く場面でした。

社内の連絡文で、丁寧さの段階を外すと話が通りません。上の題材表の10番と18番は、そのときに欲しかった練習です。

いま私はカリフォルニアに住んでいて、書く英語の比重はさらに上がりました。

話す英語は相手が補ってくれますが、書く英語は誰も補ってくれません。だから測れる場所が要ります。

Write and Improveの使い方についてよくある質問

Q. 登録しないと使えませんか。

A. 公式トップに、登録せずに無料のツールを使えると明記されています。ただし、作品を保存して比べたい場合はプロフィールを作る必要があります。

Q. 日本語で操作できますか。

A. できません。サイトの言語切り替えは英語とスペイン語の2つだけでした。生のHTMLを取得して「日本語」「Japanese」を検索し、0件であることを確認しています。

Q. 無料でどれくらいの課題が使えますか。

A. 公式トップには、すべてのレベルで数百の課題があると書かれています。教師向けページには、すべてのレベルで250を超える無料課題から選べるとあります。自分で課題を作ることもできます。

Q. 返ってくるのは点数ですか。

A. 点数ではなく、CEFRのレベル表示です。公式は、提出すると国際基準のCEFRに紐づいた結果が返ると書いています。A1からC2までの6段階で、A1が最も低いレベルです。

Q. IELTSのバンドスコアも出ますか。

A. 無料版では出ません。+Test Zoneの案内ページに、課題ごとのIELTSバンドスコアが数秒で返ると書かれています。料金の公式表記は £4.50/month で、日本円と税込・税抜の表記はありませんでした。

Q. 出てきたレベル表示は、英語力の証明になりますか。

A. なりません。判定はその課題に対するものです。ケンブリッジ側の一般向けレベル確認ページも、公式な試験ではなくスコアは目安であって語学力の証明ではないと明記しています。

Q. 何回まで出し直せますか。

A. 回数の上限について、公式の各ページに記載を見つけられませんでした。生のHTMLを取得して確認した範囲では、無料版の提出回数を制限する記述はありませんでした。上限があるかどうかは公式で確認してください。

Q. 汎用AIの添削と併用してよいですか。

A. 併用して構いません。ただし、提出するのは自分で書いた英文にしてください。書き換えてもらった英文を出すと、記録が自分のものでなくなります。

まとめ|Write and Improveの使い方は「出し直す前提」で組みます

この記事で決めたことは1つです。1つの課題に3回出す。これだけ守れば、このツールは働きます。

最後に要点を並べます。

  • ケンブリッジ大学が開発した無料のツールで、提出するとCEFRに紐づいた結果が返ると公式に書かれています
  • 登録せずに使えます。ただし保存して比べたいならプロフィールが要ります
  • 返るのは点数ではなくA1からC2までの6段階のレベル表示です。A1が最も低い段です
  • レベルを上げるために足すものは段ごとに1つです。つなぐ語・つながり・外の情報・例と結論・段落の道しるべの順です
  • 同じ課題で1回に直すのは1種類だけにします。2つ同時に直すと効いた方が分からなくなります
  • 4日目に白紙から書き直す工程を入れます。ここだけが身についたかを確かめる場です
  • 有料の+Test Zoneは £4.50/month と公式に表記されています。日本円と税込・税抜の表記はありませんでした

題材で迷ったら、上の22本から「今のレベルの1つ上」を選んでください。

公式の情報はWrite & Improve のトップページ、Write & Improve Free の案内ページ、Write & Improve の CEFR 解説ページで確認できます。

この記事の内容は2026年9月12日に各ページの生のHTMLを取得して確認したものです。仕様と料金は変わることがあるため、申し込む前に公式で見てください。

書く力は、測れるようにした人から先に伸びます。無料で測れる場所が公式に開いているので、使わない理由はありません。

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